LINEにはメッセージの取り消し機能があります。「削除」と「送信取消」です。この2つの機能の違いを理解できてますか?
どちらも、一度送ったメッセージを取り消せる!無かったことに出来る!といった機能のようにみえます。
実は「削除」と「送信取消」はまったく違う機能です。間違えて実行してしまうと、後から大変後悔するはめになるかもしれません。
どうすれば自分が望んだとおりの取り消しが出来るのか、考えてみましょう。
取り消し機能①「削除」
「削除」とは、今操作している端末のトークルームからのみ、メッセージを消すことが出来る機能です。
相手のトークルームからメッセージが消されることもないので、相手にバレる事もありません。
「削除」機能を使う場面は?
自分が、どうしても見たくない消してしまいたいメッセージがある場合に使いましょう。
- 見たくもない写メ等が送られてきたが、コッソリ消したい時。
- 人に見られるとマズいやり取りを隠したい時。
- 単に容量を減らすためにトークルームをスッキリさせたい。
等々が、「削除」機能向きの取り消し理由として考えられます。
「削除」の方法は?
それでは、実際の削除のやり方です!
- トークルーム内の消したいメッセージを長押しする
- 出てきた黒枠の中から削除を選んでタップする
以上です。
これだけで、見たくないメッセージを削除することが出来ました!
「削除」の注意点!
気をつけたい注意事項もあります。
「削除」機能は、自分のトークルーム内であれば、自分からのメッセージだけではなく、
- 相手のメッセージ
- 写真
- スタンプ等々…
自分が操作中の端末のトークルーム内のみからの削除しか出来ません。
ですので、同じLINEアカウントでPC版や、iiPad版も使ってる方の場合、そちらには反映されないことは覚えておきましょう。
せっかくスマホから消したのに、PC版に残っているトークを見られたらガックリですよね。
それでは次に、もう一つの取り消し機能を見てみましょう。
取り消し機能②「送信取消」
「送信取消」機能とは、自分のトークルームのみならず、相手のトークルームからもメッセージを消してしまうことができる取り消し方法です。
24時間の期限付きですが、送信自体を取り消せるので、既読が付く前に急いで取り消せば、相手に読まれることもありません。
ただし、「削除」と違って「送信取消」は、相手にバレてしまいます。
「送信取消」機能を使う場面
- 送信相手を間違えて送ってしまった
- 送る内容を間違えた
- 感情的になって送ったものの、思い直した
- 質問しようとしたが、解決したため
などなど、理由は色々あると思います。
失敗は、取り消せるものなら早く取り消してしまいたいのが、人間の心理なのかもです。
「送信取消」の方法は?
- 送信取消をしたいメッセージを長押し
- 出てきた黒枠の中の「送信取消」をポチる
これで24時間以内なら、自分と相手のトークルーム両方からメッセージは削除されてるはずです。
送信取消の注意点!
たとえ既読がつく前に「送信取消」したとしても、相手のトークルームには、「○○がメッセージの送信を取消ました」と、履歴が残ってしまいます。
相手がLINEの通知を受け取る設定にしている場合、その設定の内容にもよりますが、既読になっていなくても、メッセージ内容が相手に伝わってしまっている場合もあります。
そのようなリスクがある!ということを、理解した上で使うことをおすすめします。
まとめ!
- LINEの取り消し機能には「削除」と「送信取消」の2種類の機能がある
- 「削除」は相手にバレないが、自分が操作した端末からのみの削除なので
- 「送信取消」は自分と相手の両方のメッセージを取り消せるが、相手にバレる
どちらも便利な機能ですが、リスクもあるので、十分理解してから使って下さいね。